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今更リップヴァンウィンクルの花嫁の話

 


ユーロスペースで観ました。いかにも岩井俊二節の絵面の綺麗な映画だった。

本当に特筆するべきなのは絵面の美しさくらい。あと、やたら長い。4時間くらいあった。大したストーリーもないくせにそんな長時間客の集中力を保たせるのも実力のうちなのだろう。個人的には、劇中で揺れる毒クラゲや古びた洋館やメイド服や純白のウェディングドレスが登場し始めたあたりから完全に萎えてしまったけど。ほら!お前らが好きなやつのオンパレードや!心酔せえ!って魂胆があまりに丸見えで、サブカルウケ要素重い〜〜!どれか1つに絞って〜〜!と胸焼けしてしまいそうになった。私はちょっと斜に構えた嫌な人間になって、岩井はサブカル層に媚び始めたんだな。大変厭らしくて良くないことだが、方向性の違いってやつだわね、しょうがないよね。ツイッターで同映画のことを調べたら、案の定「クラゲに囲まれてメイド服でレズキッス最高〜〜モウマンタイ〜〜」という意見しかなかったのであちらでは何も言えません。岩井厨怖いし。岩井ワールドは徹底的な映像美主義でやり過ぎなくらいのサブカルホイホイ要素盛りだくさんってことくらい私だってわかってるし。大人だからな、大人だから言いませんよ。